
【交流会レポート】9月21日開催 オンライン交流会「看護管理者のためのリフレクション」(第2回)
9月21日(水)20時~21時30分に
オンライン交流会「看護管理者のためのリフレクション」(第2回)を開催いたしました。
前回に引き続き、ファシリテーターである安酸史子先生(関西医科大学教授)の進行のもとなごやかな雰囲気で運び、参加者同士がいま直面している悩みや、
似た立場での経験や乗り越え方を語らい合う時間となりました。
コロナ禍や病院を取り巻く環境の変化が続く中、
管理職自身のセルフケアリングの機会にもなっているようでした。
次回開催は2022年10月19日(水)20時~21時30分 です。
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●参加者の声(一部抜粋)
「あっという間の90分でした。話してみたいと思える雰囲気がありました。そのような場を、自分の職場でも提供できるようになりたいと思います。リフレクションや再構成は、自分自身を理解し癒す、その上でまた一歩を踏み出せると思ってきましたが、時にそれを強要していたかもしれないと反省しました。いろいろと学びが多く、贅沢な時間でした」
「大変な思いをしている看護管理者の方のお話を聞いて、環境を変えたくても変えられなかったことが、過去に自分にもあったなぁと思いました。今は行動し変えられる環境があります。参加して前向きな気持ちになれました」
「若い現役の皆さんのお話を伺えてよかったです。私は引き続き下支えの役割を担いたいと思います。(病院の管理職にあった頃)スタッフは『宝』であると肝に銘じてきました。『人材』を『人財』にする組織風土の醸成を担うというより、それが凸凹を含め順調なワクワクする過程だったと思います。スタッフに鍛えられ育てられました」
「本日のキーワードは『風土は管理者がつくる』です。肝に銘じながら、病棟運営をしていきたいです。管理者は元気でないと、スタッフに伝染する。しんどい時もありますが、受け入れながら、リフレクションしていきます」
「自分が考えていなかった話題で、ヒントになる話がありました。今後に活かしたいと思います」
●安酸史子(やすかた・ふみこ)先生のご紹介
関西医科大学看護学部教授。主な研究の柱は、①看護学生に対する経験型実習教育、②慢性疾患患者(特に糖尿病患者)のセルフマネジメント支援、③ケアリングサイクルの形成に関する研究、④発達障害傾向のある看護学生への適応支援。
とくにケアリングに関しては、国際ケアリング学会の理事長も務め、保健医療福祉や教育の分野におけるケアリングに関する教育、研究、実践の発展を目指し活動している。
大学では大学院生たちと、自分たちの看護実践や教育実践をリフレクションしたり、これからの看護教育や看護管理の在り方について熱くディスカッションを重ねている。
安酸先生のコラム「ケアする人はすでに『ケアされる人』になっている」は こちら から
●オンライン交流会 今後の開催予定
2022年10月19日(水)20時~21時30分
「看護管理者のためのリフレクション」(第3回)*初めての方も参加できます
ファシリテーター:安酸史子先生(関西医科大学教授)
オンライン交流会は【1年コース】【半年コース】登録の方がご参加できます。
10月以降もさまざまなテーマで企画しておりますので、
看護管理者同士の意見交換、新たな気づきを得られる場としてご活用ください。
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