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【交流会レポート】3月16日開催 オンライン交流会「新入職者を迎える前に知っておきたい キャリア形成の考え方」

2023.03.24

3月16日(木)20時~21時30分にオンライン交流会
「新入職者を迎える前に知っておきたい キャリア形成の考え方」を開催いたしました。

会の冒頭では、濱田安岐子さん(NPO法人 看護職キャリアサポート代表/フリージア・ナースの会)から議題提供のミニ講義がありました。
キャリアカウンセラーとしての見地をベースにしたわかりやすい講義内容で、
新年度を迎える前に、スタッフのキャリア形成について整理する機会となりました。

講義の後の交流タイムでは、スタッフのキャリア支援についての悩みや疑問、経験談が交わされ
互いに「話すこと」「聞くこと」で考えが整理され、新しい気づきにつながった様子でした。

●参加者の声(一部抜粋)
管理者がまずキャリアについて理解し、これから5年先までの、個々のキャリアデザインを想像させていくことが大事だと思いました」

「院内全体の研修や研修医、看護師の教育を担当しています。働き方も様々で、4年目あたりで離職する職員が多いです。その一方で、しっかり将来を考え地固めしているスタッフもいるので、そのスタッフをしっかり支援していきたいと思いました」

全国の管理者の話を聞き、交流することができてよかったです

非常に勉強になりました。訪問看護ステーションは新人を受けることが少ないのですが、現在いる職員に向けてガイドブックを作成中です。(議題提供の)濱田先生の著書も読み返し、エッセンスは活用させていただきたいと思っています」

「皆さん、同じような悩みを持っているのだと思いました。交流会で聞いたことを参考に取り組みたいです」

他施設の現状がわかり、参加してよかったです」

キャリアデザインは看護師だけが関与するものではないと考えます。大事な人材を皆で寄ってたかって磨く心算でいたいものです。自身の経験を振り返ると、職員をはじめ患者会の方々も、その役割を担ってくれていました」

「キャリアデザイン教育をいかにするか、考える機会となりました。成人学習を支援する側の教育について、もう少し知りたいと思いました。交流タイムでは、同じような困りごとを持っておられる方々のお話を聞くことができてよかったです」

「施設の特徴上、これまで新人の採用を積極的に行ってきませんでした。中途採用者が多かったのですが、どちらかというと、急性期病院では務まらなかったという人が多いです。それでも中には職場に魅力を感じてくれる人もいます。やはり職場の魅力をいかに伝えていけるかです。一般病院ではないのでキャリアを積んでいくということに具体性は乏しいですが、生活を支える看護を伝えていけるよう、これからも奮闘していこうと思いました」

今回の議題提供者・濱田安岐子さんの講義動画「看護管理者がスタッフ入職時に伝えたいキャリア形成の考え方」こちら

●濱田安岐子さんの書籍『看護管理者のための キャリアデザイン支援術』こちら

*オンライン交流会は【1年コース】【半年コース】登録の方がご参加できます。
看護管理者同士の意見交換、新たな気づきを得られる場としてご活用ください。
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