
【交流会レポート】8月24日開催 オンライン交流会「看護管理者のためのリフレクション」
8月24日(水)20時~21時30分に
オンライン交流会「看護管理者のためのリフレクション」を開催いたしました。
ファシリテーターである安酸史子先生(関西医科大学教授)の進行のもと
終始なごやかな雰囲気で運び、参加者同士が自身の経験や知見を語らい合う時間となりました。
リフレクションの場として、安心して発言いただくために、交流会では次のルールを定めています。
●zoomで表示されているニックネームで呼び合います。安心できる場だと感じ、お顔を出してよいと思われましたら、ビデオをオンにしてください。
●いま困っていること、悩んでいることを自由に語り合っていただく場です。そのためにも、
・他の方の発言を尊重し「否定しない」ようお願いいたします。
・ここで聞いた話は「ここだけの話」として留めてください。
・「ここだけの話」ということでモヤモヤを出していただいて大丈夫です。
●全体を通して、自己紹介以外で一人1回は何かしらお話しください。
ルールを確認し、心理的な安全性を確保しながら交流会は進められました。
中にはつらい状況での心情の吐露もあり、安酸先生や他の参加者から前向きな共感や
過去の経験からのアドバイスなどが寄せられていました。
●参加者の声(一部抜粋)
「ニックネーム・顔出しなしも可、でのzoomミーティングは初めてでしたが、このほうがリラックスして話せました。同じ立場で感じる問題を共有できました。(交流会で話題に出た)管理の兼任については、管理体制の問題等の考え方を学ぶことができました。先生や他の参加者の皆さんとお話しでき、有意義な時間でした」
「他の参加者の意見を聴くことで、自分の考えを再認識することができました。貴重な場の設定をしていただき、ありがとうございました」
「私自身はあまり困っていることはなかったのですが、管理者が抱える悩みはどんなことがあるのかなという思いと、そこからの気づきを得ることができるのではないかという期待から参加しました。じっくりお話を伺うことができ、自分の管理方法についても振り返ることができました」
「現在はトップリーダーではありませんが、逆によく見えたりもします。変わるもの、変えていくもの、変えてはならないものを吟味します。看護の機能を発揮するのは生身の人です。気持ちよく能力を発揮してもらえるよう、続く人たちの下支えの役割を担いたいと思いました。安酸先生や参加の皆さまから、たくさんの刺激をいただきました」
●安酸史子(やすかた・ふみこ)先生のご紹介
関西医科大学看護学部教授。主な研究の柱は、①看護学生に対する経験型実習教育、②慢性疾患患者(特に糖尿病患者)のセルフマネジメント支援、③ケアリングサイクルの形成に関する研究、④発達障害傾向のある看護学生への適応支援。
とくにケアリングに関しては、国際ケアリング学会の理事長も務め、保健医療福祉や教育の分野におけるケアリングに関する教育、研究、実践の発展を目指し活動している。
大学では大学院生たちと、自分たちの看護実践や教育実践をリフレクションしたり、これからの看護教育や看護管理の在り方について熱くディスカッションを重ねている。
●オンライン交流会「看護管理者のためのリフレクション」今後の開催予定
2022年9月21日(水)20時~21時30分
2022年10月19日(水)20時~21時30分
オンライン交流会は【1年コース】【半年コース】登録の方がご参加できます。
9月もさまざまなテーマで企画しておりますので、
看護管理者同士の意見交換、新たな気づきを得られる場としてご活用ください。
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