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【イベントレポート】10月22日開催 大島敏子先生特別セミナー「本音で仕事はできない⁉」

2022.11.04

10月22日(土)14時~15時30分に大島敏子先生特別セミナー「本音で仕事はできない⁉」を開催いたしました。
Zoomミーティングにて、まずは大島先生による特別講義、その後に質疑応答、参加の皆さんとの意見交換を行いました。

特別講義では2022年10月に新設された「看護職員処遇改善評価料」を軸に、管理職として看護職の処遇を考えていくために知っておきたい知識や、実際に現場で生じ得る混乱について解説がなされました。

その後、濱田安岐子さん(NPO法人 看護職キャリアサポート代表/フリージア・ナースの会)のファシリテーションのもと、現場での悩みや、実際の事例が話し合われました。
大島先生からは、現場で頑張っているスタッフに対してどう伝えるのか、院長や事務長などに交渉カードをどう出していくのか、といった実践的なアドバイスもありました。

「『本音』をストレートに伝えるだけでは、組織は動かせない。時には『女優(俳優)』になって交渉する。演じることもできなくては!」という、大島先生のメッセージには多くの示唆が含まれていました。
参加者からは「看護師自身の置かれている状況を、より深く考えることができました」という声もあり、いま話題のトピックスを学び、新たな気づきが得られた様子でした。

◆◆大島敏子先生特別セミナーの講義動画こちら

●参加者の声(一部抜粋)

「日頃から給与面でもう少し看護師が評価されてよいのでは…と思っていたので、看護職員処遇改善評価料について学べてよかったです。せっかく認められた制度なので活用していきたいです」

「看護職員処遇改善評価料で、すべての看護師に手当がついているのだと思い込んでいました。看護部長から『私たちは処遇改善手当をいただいているのだから、スタッフへ周知してね!』と言われた意味がわかりました。看護補助者にも手当がついているので、そこを伝えたいと思いました」

「コロナ禍で現場の師長は本当に疲れています。ご講義を聞き、管理職が増えて仕事が分担できればと思いました。処遇改善手当で看護師不足が少しでも改善できればと思います」

「看護師の稼ぎは、夜勤でなんぼという風土があります。しかし、他の職種と差をつけず、看護師が自律する組織醸成が必要だと考えました。私自身も病棟管理を行いながら認定の業務もありますが、疲れは見せず『女優』になっています。お金のことや等級制度など、普段は考えない頭を使いました。勉強してみます
 

◆◆大島敏子先生特別セミナーの講義動画こちら